Cursor から KwaFlux を使う方法:MCP の設定、最初の依頼、トラブル対処
KwaFlux のローカル MCP サーバーをボタン 1 つか mcp.json で Cursor に追加し、接続を確かめ、Cursor のエージェントに動画の変換、修復、高画質化を頼む手順です。
要点
- Cursor のエージェントは、KwaFlux に同梱されたローカル MCP サーバーを通じて KwaFlux を操作できます。設定は KwaFlux でボタンを 1 つ押すか、
mcp.jsonに項目を 1 つ追加するだけです。 - KwaFlux を開いたままにし、Node.js をインストールしておきます。サーバーはあなたのパソコン上のローカルプログラムなので、Cursor の Cloud Agent からは接続できません。
- Cursor は初期設定で、MCP ツールを実行する前に確認を求めます。まずは読み取り専用のツールを承認して、接続を確かめましょう。
- 設定の失敗はたいてい 3 つの原因に行き着きます。JSON 内の Windows パスがエスケープされていない、別の
mcp.jsonを編集している、再読み込みしていない、のいずれかです。
Cursor のエージェントは、アプリと一緒にインストールされるローカル MCP サーバーを通じて、あなたのパソコン上の KwaFlux を操作できます。KwaFlux で 設定 › Agent(MCP) を開き、Cursor を選んで Cursor にインストール をクリックするか、Cursor の mcp.json に項目を 1 つ貼り付けます。あとはエージェントに、動画の診断、修復、変換、高画質化を頼むだけです。
設定にかかるのは 5 分ほどです。サーバーを動かすのは Cursor、処理を行うのは KwaFlux です。
この記事では、KwaFlux を Cursor に追加する 2 つの方法、接続の確認方法、最初に頼むとよいこと、よくある問題の直し方を解説します。
目次
- Cursor は MCP サーバーで何をする?
- 始める前に
- 方法 1:KwaFlux からボタン 1 つでインストールする
- 方法 2:mcp.json を自分で編集する
- 接続を確認する
- 最初の依頼
- 承認と自動実行
- トラブルシューティング
- よくある質問
Cursor は MCP サーバーで何をする?
MCP サーバーは、Cursor のエージェントに追加のツールを提供します。ローカル(stdio)サーバーの場合、Cursor は読み込み時にあなたのパソコン上でそのプログラムを起動し、依頼に必要なときにエージェントがそのツールを呼び出します。
KwaFlux のサーバーは、アプリに付属する Node.js のスクリプトです。そのツールで、アプリの状態の確認、変換・修復・高画質化といったジョブのキューへの追加、完了の待機ができます。エージェントとは何か、このループがどう動くのかは、AI エージェントとはをご覧ください。
始める前に
| 必要なもの | 確認方法 |
|---|---|
| KwaFlux 1.0.14 以降を起動した状態 | インストールしただけでなく、ウィンドウが開いていること |
| PATH の通った Node.js 18 以降 | ターミナルで node --version を実行します。入っていなければ nodejs.org から現在の LTS 版をインストールします。KwaFlux の設定カードは、見つけた Node.js のフルパスを設定に書き込みます |
| Cursor のデスクトップ版 | Cloud Agent ではなく、ローカルのエージェントチャットを使うこと |
補足: Mac では、KwaFlux のスニペットはスクリプトのパスではなく、アプリ内のヘルパー(<KwaFlux.app>/Contents/Helpers/kwaflux-mcp-run)を指します。実際の場所が入るように、アプリからコピーしてください。
方法 1:KwaFlux からボタン 1 つでインストールする
- KwaFlux で 設定 を開き、Agent(MCP) に進みます。
- MCP ホスト で Cursor を選びます。
- Cursor にインストール をクリックします。KwaFlux が設定をコピーし、インストール用のリンクで Cursor を開きます。
- Cursor でインストールを承認します。
- KwaFlux のヒントにあるとおり、「インストール後、Cursor で MCP を再読み込みしてください。」
クリックすると、KwaFlux は設定をコピーしてから「設定をコピーし Cursor を起動しました。開かない場合は手動で貼り付けてください」と表示します。Cursor が開かない場合は方法 2 に進んでください。設定はすでにクリップボードに入っています。
ボタンが開くのは次のような形式のリンクで、末尾に設定がエンコードされています。
cursor://anysphere.cursor-deeplink/mcp/install?name=kwaflux&config=eyJjb21tYW5kIjoiQzpcXFByb2dyYW0gRmlsZXNcXG5vZGVqc1xcbm9kZS5leGUiLCJhcmdzIjpbIkM6XFxQcm9ncmFtIEZpbGVzXFxLd2FGbHV4XFxUb29sc1xca3dhZmx1eC1tY3BcXGt3YWZsdXhfbWNwLm1qcyJdfQこれは Windows に既定の場所でインストールした場合のリンクです。KwaFlux を別の場所にインストールした場合は異なることがあります。
方法 2:mcp.json を自分で編集する
Cursor は 2 つのファイルから MCP サーバーを読み込みます。
| ファイル | 適用範囲 |
|---|---|
~/.cursor/mcp.json(Windows では C:\Users\<you>\.cursor\mcp.json) | このパソコン上のすべてのプロジェクト |
プロジェクト内の .cursor/mcp.json | そのプロジェクトだけ |
KwaFlux はデスクトップアプリで、プロジェクトの一部ではないので、グローバルのファイルを使います。
- KwaFlux の MCP ホスト で Cursor を選び、設定をコピー をクリックします。
~/.cursor/mcp.jsonを開きます。なければ作成します。- 新しいファイルならスニペットをまるごと貼り付けます。すでにサーバーが登録されている場合は、既存の
mcpServersの中にkwafluxの項目だけを追加します。
Windows に既定の場所でインストールした場合、スニペットは次のとおりです。
{
"mcpServers": {
"kwaflux": {
"command": "C:\\Program Files\\nodejs\\node.exe",
"args": [
"C:\\Program Files\\KwaFlux\\Tools\\kwaflux-mcp\\kwaflux_mcp.mjs"
]
}
}
}- 保存したら、Cursor を再起動するか、Customize(カスタマイズ)でサーバーをオフにしてからオンに戻します。
ヒント: バックスラッシュは 2 つ重ねたままにしてください。JSON では \ 1 つがエスケープシーケンスの始まりになるため、C:\Program Files と書くとファイル全体が無効になり、Cursor は KwaFlux だけでなく、そのファイルにあるすべてのサーバーを読み込まなくなります。
接続を確認する
- Cursor のサイドバーで Customize を開き、kwaflux を探します。有効になっていて、ツールが一覧表示されていれば大丈夫です。
- エージェントチャットで次のように頼みます。
KwaFlux は起動してる?KwaFlux のツールで確認して。
エージェントは kwaflux_get_app_status を呼び出します。KwaFlux が開いていれば、ログインしているかどうかも含めて答えが返ります。閉じている場合、ツールは app_not_running で始まるエラーを返します。KwaFlux を開いて、もう一度頼んでください。
- タスクリストを見せるよう頼みます。一覧が空でも問題ありません。接続の全経路が動いているということです。
最初の依頼
ローカルのフルパスを伝え、結果を何に使うかを添えましょう。
| Cursor への依頼 | KwaFlux で起きること |
|---|---|
| 「D:\Clips\trip.mp4 が開かない。診断して、推奨モードで修復して」 | 診断のあと修復タスクが実行され、修復したファイルが元のファイルと同じ場所に保存されます |
| 「D:\Clips\trip.mp4 を YouTube 用に HD 1080P で書き出して」 | エージェントがフォーマット一覧を調べて YouTube の段階を選び、書き出しをキューに入れます |
| 「D:\Clips\screen.mkv を画質を保ったまま MP4 に変換して」 | 画質重視のプロファイルで、MP4 へのクイック変換を行います |
| 「D:\Old\wedding.mp4 に画質修復をかけて」 | アプリの既定の設定で AI 高画質化タスクを実行します |
| 「そのタスクを待って、終わったら教えて」 | エージェントが 1 回の呼び出しで最大 5 分タスクを待ち、必要ならもう一度確認します |
各タスクは KwaFlux のタスクリストに表示されるので、そこで様子を見たり、一時停止やキャンセルをしたりできます。変換の詳細はコンバーターをご覧ください。
フレーム補間と、切り抜き・置き換え系のツールはアプリに残してあり、これらを頼まれたアシスタントはあなたをアプリへ案内するよう指示されています。エージェントによるダウンロードは、エージェント許可 の エージェントによるダウンロードを許可 を 毎回確認 にしない限りオフのままです。その設定にすると、KwaFlux はダウンロードのたびにポップアップを表示し、アシスタントもチャットで、そのコンテンツをダウンロードする権利があるかをあなたに確認します。
承認と自動実行
Cursor のドキュメントには、Cursor は「デフォルトでは、MCP ツールを使う前に承認を求める」とあり、MCP ツールはターミナルのコマンドと同じ Run Modes に従います。KwaFlux にとっても妥当な初期設定です。
- アプリの状態、タスクリスト、タスクの詳細、書き出しフォーマットの一覧といった読み取り専用のツールは、許可リストに入れても問題ありません。
- ジョブをキューに入れるツールは、元のファイルの隣に新しいファイルを書き出します。依頼の出し方に自信がつくまでは、自分で承認を続けましょう。
トラブルシューティング
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| Customize に kwaflux が表示されない | JSON が無効(バックスラッシュが 1 つになっていることが多い)、または別のファイルを編集している | ~/.cursor/mcp.json を検証し、Windows のパスでは \\ を保ちます |
| kwaflux にエラーが出る、または接続されないまま | Node.js がない、古い、または PATH が通っていない | 現在の Node.js LTS をインストールするか、command に node.exe のフルパスを書きます |
ツールは表示されるが、どの呼び出しも app_not_running になる | KwaFlux が閉じている | KwaFlux を開いてから、もう一度頼みます |
| あるプロジェクトでは動くのに、別のプロジェクトでは動かない | プロジェクトの .cursor/mcp.json に追加している | グローバルの ~/.cursor/mcp.json に移します |
| Cloud Agent が KwaFlux を見つけられない | Cloud Agent は Cursor のサーバーで動いている | KwaFlux が動いているパソコンで、ローカルのエージェントチャットを使います |
| Cursor で type がないというエラーが出る | Cursor のバージョンによっては "type": "stdio" が必要 | kwaflux の項目に "type": "stdio" を追加します |
Cursor に限らない問題は、KwaFlux MCP のトラブルシューティングガイドをご覧ください。
まとめ
Cursor にインストール をクリックするか、~/.cursor/mcp.json に項目を 1 つ貼り付けます。あとは再読み込みして KwaFlux を開いたままにし、最初の本番ジョブの前に、エージェントにアプリの状態を確認させましょう。そこから先は、変換、修復、高画質化を Cursor のチャットから始められ、どれも KwaFlux のタスクリストに表示されます。
Cursor から KwaFlux を操作する
KwaFlux には、Cursor などの MCP アプリ向けのローカル MCP サーバーが入っています。AI 処理はご自身の GPU 上で実行され、メディアファイルが処理のためにアップロードされることはありません。Windows 10(64 ビット、バージョン 1809 以降)、Windows 11、Apple Silicon 搭載の macOS 12 以降で動きます。ファイルの読み込みやアプリの操作にアカウントは不要です。ログインと有料プランが必要なのは、書き出し、変換、ファイル修復、リンクからのファイルダウンロードだけです。
お手元の素材で効果を試す
KwaFlux を入手し、支払う前にお手元の素材で効果を無料プレビュー。アカウント不要で、処理はお使いの GPU で行い、処理のためにメディアをアップロードすることはありません。 動画のプレビューは 1、3、または5 秒、手ぶれ補正のプレビューは 5、15、または30 秒から選べます。
よくある質問
Windows で Cursor の mcp.json はどこにある?
グローバルのファイルは C:\Users\<you>\.cursor\mcp.json、プロジェクト用のファイルはプロジェクトフォルダー内の .cursor\mcp.json です。グローバルのファイルに書いたサーバーは、どのプロジェクトでも使えます。サーバーが読み込まれない場合はトラブルシューティングガイドをご覧ください。
Cursor の Cloud Agent でローカルの MCP サーバーは使える?
使えません。ローカルの stdio サーバーはあなたのパソコン上のプログラムで、Cloud Agent は Cursor のインフラ上で動くため、それを起動できません。同じパソコンの Cursor デスクトップアプリでエージェントを使ってください。
mcp.json の Windows パスでバックスラッシュを 2 つ重ねるのはなぜ?
JSON ではバックスラッシュがエスケープシーケンスの始まりとして扱われるからです。C:\\Program Files は C:\Program Files を表す正しい JSON ですが、バックスラッシュが 1 つだとファイルを解析できなくなります。スラッシュ(/)を使ってもかまいません。
Cursor は確認なしで MCP ツールを実行する?
初期設定ではしません。許可リストに入れるか実行モードを変えない限り、Cursor は MCP ツールを使う前に承認を求めます。まず読み取り専用のツールを許可リストに入れるのが、安全な始め方です。
ローカルの動画アプリにはどの AI アシスタントを使えばいい?
誰にでも合う 1 つがあるわけではありません。Cursor はすでに Cursor で作業している人に向いており、ほかの人にはチャットアプリやターミナルのエージェントが合うこともあります。違いはアシスタントの比較にまとめています。


